新着情報

当社のPC装置(パッケージ型純水装置)の利点

1. 東洋紡製RO膜モジュールの利点

(1)   汚れの付きにくい天然繊維系素材

天然素材由来の三酢酸セルロースを原料にして作られた中空糸膜です。これは化学合成素材と比べてはるかに親水性が高く、汚濁物質が付着しにくい性質を有しています。

(2)   耐塩素性を持っています

水道水中には次亜塩素酸が含まれており、ポリアミド素材のRO膜は耐塩素性がないため、前処理として次亜塩素酸を除去する活性炭フィルターが必要です。
東洋紡のRO膜は三酢酸セルロースで作られているため耐塩素性があり、水道水を活性炭前処理なしにそのまま使用することが出来ます。(ポンプ保護用のゴミ取り用プレフィルターは必要) また、水道水に含まれている次亜塩素酸は殺菌力があるため、RO膜モジュール内での微生物繁殖が抑制され、RO膜モジュールが長持ちします。

(3)   小型のモジュールでも回収率が高くとれます

使用するモジュールが1本だけでも、濃縮水循環ラインを使用しなくても、回収率が40~60%程度(原水水質に依存します:通常は40%で使用)に出来ます。このため、装置構成がシンプルになります。

 
2. 当社のPC装置の特長

(1)   東洋紡製「ホロセップ®」を使用しています。

・耐塩素性を持っているため、前処理に活性炭フィルターが不要で、水道水が直接モジュールに導入できます。このため、消耗品のフィルターが2ヶ月に1回程度の交換で済み、消耗品費が安価です。また、RO膜モジュール内が水道水の次亜塩素酸で殺菌されるため、RO膜モジュールが長持ちします。

ž・汚れが付きにくい三酢酸セルロースを使用しているため、薬品洗浄が不要です。
スパイラル膜を使用した装置では、水質により1ヶ月~6ヶ月程度でRO膜の薬品洗浄が必要になります。通常の水道水(大阪の市水、東京の市水レベル)で、東洋紡製「ホロセップ®」は、この定期的な薬品洗浄が不要です。(原水の硬度成分、シリカ成分の濃度によります。硬度成分、シリカ成分の濃度が高い場合は、軟水機等の前処理装置が必要になる場合もあります。特に地下水を使用する際は注意が必要です。詳細はご相談下さい。)

(2)   完全な自動運転が可能です。

RO膜を使用した装置は、原水温度によりRO膜の透過水量が変動するため、週に1度程度の水量調整が必要になります。たとえば、原水温度が10℃の場合と30℃の場合では、同一圧力下ではRO膜の透過水量は約2倍になります。(原水温度が高いと、透過水量が多くなる。) このため水量調整を怠ると、夏期になるとRO膜の負荷が増加して寿命が短くなったり、冬になると透過水量が減少して必要なRO水量が得られず、本来透過水になるべき水が濃縮水として排出(回収率が低下する)されたりすることがあります。
当社のPC装置は、RO透過水側と濃縮水ラインの水量を自動制御して、原水の温度変動による流量変動、回収率変動を押さえる機構を採用しています。(特許申請中)このため、プレフィルターの交換周期(水質にもよりますが、2~4ヶ月)で水量をチェックするだけで、常に一定量で一定回収率の装置運転ができます。この機構は、原水の圧力変動があっても調整することが出来る機構になっています。(最低限の原水圧力は必要です。)

(3)   日常管理が容易です

・活性炭フィルターを使用していないので、プレフィルターの詰まりのみの管理になり、活性炭フィルターでは月2回程度で交換が必要ですが、2~4ヶ月周期の交換でOKです。プレフィルターの交換時期は、制御盤で管理されており、交換時期は自動的に表示されます。

・自動調整運転を行うため、通常毎週行う水量調整が不要です。

・RO膜の薬品洗浄が不要です。