廃液濃縮装置
液質、懸濁物質、溶解物質に応じた分離膜を組み合わせる事で、各種有価物を変質させる事なく、効率的に濃縮します。
膜分離と分離対象物の大きさ
膜による分離の模式図
特長
- 常温で濃縮するので熱による変質がありません。
- 加熱濃縮に比べ大巾に省エネルギーです。
用途
- 希少金属の濃縮回収。
- 貴金属の濃縮回収。
- 加熱濃縮装置の予備濃縮。
濃縮・結晶化設備
膜の後段に使用して濃縮度をアップ、さらには固形までにする技術です。
近年の環境問題の解決手法としてゼロエミッションを達成するために欠くことの出来ない技術として注目されています。
結晶設備の代表的なフロー
用途
- 苛性ソーダ
- 硝酸アンモニウム
- 塩酸
- リン酸
- ほう酸
等工業薬品製造や薬液回収など
結晶用途
- 塩化ナトリウム
- 硫酸ナトリウム
- 硝酸カリウム
- 塩化カリウム
- アミノ酸
等結晶物の製造、回収